2012年03月03日
2/25 WS報告 篠秀夫先生の『親子遊び』
ワークショップ報告
篠 秀夫先生の『親子遊び』
今回の公開ワークショップは
毎年ワークショップをお願いしている親子遊び研究科の篠秀夫先生。
普段は茅ヶ崎で『しょうなん育自の会』を主催され、親子遊び、造形、劇遊び、気質、音遊びなどの様々なワークを開催されています。みしまプレイセンターでも篠先生のワークショップは毎年大変人気です。
★★★
さて、当日の様子をご報告しましょう。メンバーさんと外部の方が半々くらい、会場の中郷公民館の講堂をいっぱいに走り回るにぎやかな会になりました。
最初は『むっくりくまさん』という鬼ごっこ。→歌詞はこちら
大人にとっては、「手をつなぐ」という遊び自体が久しぶりです
中央に眠っているくまさん、周りが手をつないで囲み『むっくりくまさん』の歌を歌います。そして、くまさんが起きたら、お決まりの鬼ごっこ♪
最初(写真左)は、みんな遠慮がちでくまさん鬼を買って出たのは2組のみ。しかし、だんだん楽しくなってきたのか、2回目3回目は鬼だらけに(写真右)。
子どもって楽しいことには、すぐに反応しますね
次は、参加者みなで手をつなぎました。
汽車の歌を歌いながら、次から次へとトンネルくぐり。
手がひっくり返りそうでひっくり返らない。小さいころはよく遊んだはずですが、すっかり忘れているんですね。不思議な感動でした。
篠先生曰く「これは、TVもゲーム機もなかったころ、神社に子どもが集まれば一日時間を潰すために、皆が遊んでいたふつうの遊びなんです、昔の子どもたちはたくさんこういう遊びを知っていて、みなこれを継承してきた。だけど、私たちのおじいさんおばあさんの時代ごろからぷっつり途絶えてしまっているんです。」そして、これらをまた復活させ、継承していきたいと、、、。
お次は、一枚の布!!
WSは1時間半に及ぶものでしたが、さすがは篠先生。全く子どもたちを飽きさせません。単なる一枚の大きな布。だけど、これで子供たちは大はしゃぎ!
子どもたち同士でひっぱったり、親にひっぱってもらったり。
『4人載せて(写真右)』という、子どもたちのリクエストには、さすがの篠先生もお疲れだったんじゃないかしら。有難うございました。
最後は、大きな布を使って、皆で大きな船に乗って航海に行く、というストーリー仕立ての遊びを行い、お開きになりました。。。
★★★
あっという間の1時間半で、当日遊んだすべての遊びを紹介することはできませんでしたが、子どもも大人も心から笑って楽しめる、そんな素敵なWSになりました。
子供たちが集まるだけで、遊びってこんなに楽しい。私たち親が遊びを知らないだけなんだな、と痛感しました。
ふだんの親子遊びにいろいろと取り入れて、これから親子で楽しい時間を過ごして行くヒントにしていきたいと思います。
篠先生、本当にありがとうございました。
このワークショップは、『中郷公民館協働地域づくり講座』として、三島市との協同事業として行われました。
篠 秀夫先生
親子遊び研究家。自宅で造形教室をやっているほか、親子遊び、造形、劇遊び、気質、音遊びなどの様々なワークを色々なところでやっていらっしゃいます。
しょうなん育自の会 → コチラ
ブログ「森へ行こう」 → コチラ
Posted by みしまプレイセンター at 16:17
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