2013年11月10日
11/5 田所先生ワークショップ開催しました
11月5日(火)、
今年も
語り手そして伊豆こどもミュージアム理事長 田所雅子先生の
ワークショップを坂公民館にて開催しました
メンバーや、お友達を含め14組の親子が参加しました。
今回のテーマは「心優しいかしこい子を育てるには」です。
こちらは事前に先生より幾つかテーマをあげて頂いたうち、
プレセンメンバーの関心が最も高かったものです。
10時半より開始された田所先生のお話。
プレセンの子ども達はまだまだ小さいので、会場中を動き回ったりしてましが
お母さん達は皆真剣
田所先生もお母さん達の知りたいと言う熱意を感じて下さったのか
時間いっぱいの11時半まで熱心に沢山のお話しをしてくださいました。
その中で印象的だったお話を幾つか紹介します
先ず先生がおっしゃってたのが、「そもそも普通に育てば賢くなる」と言うこと。
それをお母さんが子どもを必要以上に守り過ぎると、育つ力を奪ってしまうことも!
親は転ばぬ先の杖になってはいけない。
命に関わる事で無い限り色々経験させてあげる、その為のサポートはしてあげる。
そして、「小さい子を育てる上で怒ったり、叱ったりする必要はない」と言うこと。
野放しにして甘やかすのとも違う、
社会生活に必要なルールは教え無くてはいけないけれど叱る必要はないとの事。
しつけはそもそも大人が守って欲しいルールなので、
大らかにのびのびさせてあげながら規制してあげると賢く育つ。
逆に強く叱ったり虐待を受けると子どもの脳の活動がとまる、賢くならない。
そして絵本の役割。
子どもにとっての絵本は、実体験では中々出来ないことを体験できる場(実体験と同じ!)
子どもにとってファンタジー・メルヘンは必要。
絵本の世界が子どもの優しい心を育てる!
子どもへの言葉掛けは沢山してあげるべき、と言われているけれど
その代わりに絵本を読んであげるのでも良い。
言葉かけのツールとしてどんどん使って欲しい。
子どもにとって大好きなお母さんが自分だけに読んでくれている
という事が大切。
そして何よりも先生が強くおっしゃっていたのは、
とにかく子どもに愛情を注ぐこと。
子どもはお母さんが子どもを好きな以上にお母さんの事が強く好き!
たとえお母さんが可愛がっていても足りないと感じてしまう程、
愛情にギャップがある。
なので子どもが求めたら応えてあげる。
特に携帯などを触りながら片手間に子どもの相手をしてはいけない、
4、5歳位になると自分と遊んでくれないと
大事にされていないと子どもにもわかってしまう。
兄弟がいても、時に影で1人ずつに「あなたが一番大事」
と抱きしめ伝え愛情を示してあげることが大事。
そうして自己肯定感をつけてあげると、歪まず真っ直ぐ育つ。
人の成長はだんだん緩やかに進むのでは無く
反抗期(2歳頃、7歳頃)などの節目にぐっと成長する。
反抗期は自立していく準備
10歳までに真っ当に育てる事が大切。
10歳頃から人を客観的に見れる様になってくる。
その頃親を好きだと思えれば、ずっと信頼してもらえる。
先生は予定していた一時間、ノンストップでお話しくださり
その後更に時間を延長して「わらべ歌」そして「呼吸法」なども教えてくださいました。
子ども達は先生がもってきてくれた木のおもちゃで楽しく遊び
お母さん達は先生がお帰りになるまで質問をしていました
内容ぎっしりのワークショップで、全部の内容をお伝え出来ないのが残念でなりません
私自身、結果を早く求め過ぎて「しつけをきちんとしなくては」「賢くする教育」
など考えがちでしたが
今のこの時期愛情を注ぐ事が何より大事
という先生の貴重なアドバイスにより大切な事に気付けました。
ワークショップの後、メンバー同士でも
先生のお話の内容を元に子育てのことを語り合えて
有意義な時間が持てました
田所先生、ありがとうございました。
今年も
語り手そして伊豆こどもミュージアム理事長 田所雅子先生の
ワークショップを坂公民館にて開催しました
メンバーや、お友達を含め14組の親子が参加しました。
今回のテーマは「心優しいかしこい子を育てるには」です。
こちらは事前に先生より幾つかテーマをあげて頂いたうち、
プレセンメンバーの関心が最も高かったものです。
10時半より開始された田所先生のお話。
プレセンの子ども達はまだまだ小さいので、会場中を動き回ったりしてましが
お母さん達は皆真剣
田所先生もお母さん達の知りたいと言う熱意を感じて下さったのか
時間いっぱいの11時半まで熱心に沢山のお話しをしてくださいました。
その中で印象的だったお話を幾つか紹介します
先ず先生がおっしゃってたのが、「そもそも普通に育てば賢くなる」と言うこと。
それをお母さんが子どもを必要以上に守り過ぎると、育つ力を奪ってしまうことも!
親は転ばぬ先の杖になってはいけない。
命に関わる事で無い限り色々経験させてあげる、その為のサポートはしてあげる。
そして、「小さい子を育てる上で怒ったり、叱ったりする必要はない」と言うこと。
野放しにして甘やかすのとも違う、
社会生活に必要なルールは教え無くてはいけないけれど叱る必要はないとの事。
しつけはそもそも大人が守って欲しいルールなので、
大らかにのびのびさせてあげながら規制してあげると賢く育つ。
逆に強く叱ったり虐待を受けると子どもの脳の活動がとまる、賢くならない。
そして絵本の役割。
子どもにとっての絵本は、実体験では中々出来ないことを体験できる場(実体験と同じ!)
子どもにとってファンタジー・メルヘンは必要。
絵本の世界が子どもの優しい心を育てる!
子どもへの言葉掛けは沢山してあげるべき、と言われているけれど
その代わりに絵本を読んであげるのでも良い。
言葉かけのツールとしてどんどん使って欲しい。
子どもにとって大好きなお母さんが自分だけに読んでくれている
という事が大切。
そして何よりも先生が強くおっしゃっていたのは、
とにかく子どもに愛情を注ぐこと。
子どもはお母さんが子どもを好きな以上にお母さんの事が強く好き!
たとえお母さんが可愛がっていても足りないと感じてしまう程、
愛情にギャップがある。
なので子どもが求めたら応えてあげる。
特に携帯などを触りながら片手間に子どもの相手をしてはいけない、
4、5歳位になると自分と遊んでくれないと
大事にされていないと子どもにもわかってしまう。
兄弟がいても、時に影で1人ずつに「あなたが一番大事」
と抱きしめ伝え愛情を示してあげることが大事。
そうして自己肯定感をつけてあげると、歪まず真っ直ぐ育つ。
人の成長はだんだん緩やかに進むのでは無く
反抗期(2歳頃、7歳頃)などの節目にぐっと成長する。
反抗期は自立していく準備
10歳までに真っ当に育てる事が大切。
10歳頃から人を客観的に見れる様になってくる。
その頃親を好きだと思えれば、ずっと信頼してもらえる。
先生は予定していた一時間、ノンストップでお話しくださり
その後更に時間を延長して「わらべ歌」そして「呼吸法」なども教えてくださいました。
子ども達は先生がもってきてくれた木のおもちゃで楽しく遊び
お母さん達は先生がお帰りになるまで質問をしていました
内容ぎっしりのワークショップで、全部の内容をお伝え出来ないのが残念でなりません
私自身、結果を早く求め過ぎて「しつけをきちんとしなくては」「賢くする教育」
など考えがちでしたが
今のこの時期愛情を注ぐ事が何より大事
という先生の貴重なアドバイスにより大切な事に気付けました。
ワークショップの後、メンバー同士でも
先生のお話の内容を元に子育てのことを語り合えて
有意義な時間が持てました
田所先生、ありがとうございました。
Posted by みしまプレイセンター at 10:02
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